!へっぽこSEのお仕事ライフ!トップ

お仕事コラム 〜ワガママになろう!〜
■はじめに
会社でやりたいことをやる、会社でより成長していくにはワガママになることが必要だと思います。
ワガママと言っても何も
「お腹がすいたからチョコ買ってきて!」
とふくれてみるとか、
「疲れたからもう仕事しな〜い」
とだらけると言うことではありません…(^^;

もちろん、会社によりけりですが、私の会社は往々にして、
「言った者勝ち!」
という暗黙のおきてがあります。

どんなにコツコツひっそり仕事をしていたり努力をしている人よりも、実際は大して仕事をしていなくても「自分が○○をやったんだ!」とアピールをした人の方が、圧倒的に評価が高いのです。
そんな会社の風潮がバカバカしくなって、転職を考えたこともありました。
でもね、ちょっと待ってください。
今の会社の風潮がバカバカしいからと言って、果たしてそれは転職先の会社でクリアされる問題なのでしょうか?
もちろん、転職先によって、または今悩んでいる問題が、職場を変えることで解決することもあると思います。
しかし、私が問題に思ったこと(コツコツひっそりやっている人よりもアピールした人の方が勝つ)は他の会社でも然りだと思うのです。

だったら、自分もアピールしてみようと思ったのです。
それでもダメならこんな会社を辞めることくらい、痛くもかゆくもない!という思いで私のワガママ計画はスタートしました。



■何に対してワガママになるか?
仕事でキャリアアップするために、また、自分のやりたい仕事をするために必要なワガママは、「自分のやりたいことを訴える」「おかしいと思ったことは言う」ことだと思います。
私が勤めている会社は、まだまだ昔の親方日の丸、年功序列、改革より平和な安定を求める風潮にあります。
ですので、一部のアピールする人を除いては、与えられた仕事をコツコツやっている人が多いです。でも、陰では上司の愚痴を言っていたりします。

私は、「この人おかしい!」と思ったら、たとえ社長でも取締役でも部長でも課長でもはっきり言うようにしています。
やはり誰かが「おかしい!」と思ったことを明言しないと、職場というのは変化しないと思うのです。往々にして組織は変化を嫌うことが多いですからね....。

では、どのように訴えれば「自分のやりたいことを訴える」「おかしいと思ったことは言う」の意見が通るのかを考えてみましょう。

↑このページのトップに戻る。



■自分のやりたいことを訴える
日々仕事をやる中で
  • 「自分は○○が出来ないのに、△△をやるのはおかしい」

  • 「○○をしていく上で△△は必須の知識なので身に着けたい」

  • 「○○の業務が自分に向いていると思うので、もうちょっと経験を積んでみたい」

  • という思いが湧いてきます。
    でも、黙っていては上記の思いが実現されることは少ないです。
    そこでワガママといわれようが、自分のやりたいことを訴えるのです。
    上記について訴えるのは決してワガママではないと思うのですが、まだまだ保守的な人の多いうちの会社ではおさなをワガママ呼ばわりする人が多いので、あえて「ワガママ」と言っております。

    例えば、おさなが4年間の会社生活で訴えたワガママには以下があります。
  • 「自分は○○が出来ないのに、△△をやるのはおかしい」

  • ⇒おさなはIT業界にいて職種はSEなのですが、新人時代から実際にシステムを作る人たちを管理するチームに配置されました。
    自分がシステムを開発した経験も無いのに、実際にシステムを開発している人達の管理/指示なんて出来っこありません。
    また、そういう経験がないのに管理/指示をしてもイマイチ説得力がないと痛感していました。
    そこで、自分も開発経験を身に着けたい!とずーっと訴え続け、無事3年目に実現することとなりました。

  • 「○○をしていく上で△△は必須の知識なので身に着けたい」

  • ⇒これは上記の話と少し重複するのですが…。
    実際にシステムを開発している人の管理をする上で、自分も開発の経験/開発のための知識と言うものを習得したいと思いました。
    IT業界でSEとして働いていくのに、開発の経験がなく、管理だけやっていても潰しが効かないと思いましたし、そんなんで仕事を進めていても後々必ず行きづまるだろう(後々でなくても早当時からつまってましたけど...^^;)と思ったのです。
    実際に、転職相談に行った時には、
    「開発経験が無いと第2新卒しかご紹介できないですね、厳しいですねぇ〜」>
    と言われてしまいました。
    そりゃそうですよね?
    基礎の土台がなってない人が転職しようと思っても、キャリアアップは難しいのです。

    私はまずIT業界のSEとして食べていくためにまず必要なのが開発経験だと思ったのです。
    だって、レストランのオーナーになる人が、全く料理に興味も無く、味覚センスもなく、スキルもないただの経営者なだけではイマイチ魅力が無いと思いませんか?
    それと同じで、私も、IT業界のまずは料理部分(技術的なこと)、味覚センスな部分(例えば携帯を使ってこういうことがしたいんだったら、こんな技術を使えばいいんだよ、とすぐに理解できる経験)、スキル部分(じゃあ実際にこういこうとが出来るようにするには、○○という技術を使えばいいんだよ、と経験に基づいてアドバイスできるスキル)を身に着けたいと思ったのです。

    で、上にも書いたのですが、無事3年目に管理チームではなく、開発チームへ異動して、実際に情報システムを構築しているチームの一員になることが出来たのです。

  • 「○○の業務が自分に向いていると思うので、もうちょっと経験を積んでみたい」

  • ⇒やはり会社という組織で行動する場所は、どうしても個人の意思よりもその時々で人が足りないところに人を補充する、と言うことが多々あります。
    それはそれでもちろん仕方ないのですが、ただだまっていてはいつまで経ってもやりたいことに近づけません。

    なので、私はやりたいことをしつこいくらい「○○がやりたい!!!」とアピールしています。

    例えば、過去にお客様に対して、システムの操作研修を担当させていただいたことがありました。
    「○○ボタンを押したら、メールが送信されますよ」
    とかシステムを一つ一つお客様に説明していくのです。
    で、演習問題も作って、それを解いてもらったりとても充実した経験が出来ました。
    その時お付き合いしていたお客様が、数ヵ月後に人員補充することになったのですが、人員補充した方々にも研修をしてほしい!とおさなご指名でご依頼がありました。
    そんなこともあって、私は”研修”というのにとても興味を持った時期があります。
    でもね、うちはソフトウエア会社なんですよ...(^^;
    研修をやりたい!って訴えたんですが、
    「そんなこと出来るか!!」
    って答えが返ってきてたりしました。
    でもですね、至るところで言っていたら、
    なんと人事部の研修担当からお声がかかったのです!!

    話によると、人事部で企画している技術研修があったそうなのですが、
    「せっかくだったら若手社員を抜粋して、その人にその技術をこれから身に着けてもらって、ついでに研修をしてもらおう」
    と言わば若手育成を兼ねた研修実施をすることにしたのだそうです。

    で、私が
    「研修をしたい!」
    と言っていたことを聞きつけた人事部の方から無事スカウト(?)されて研修に携われることになったのです。

    ↑このページのトップに戻る。



    ■ワガママ実現のために
    比較的早い時期(1年目の途中)からワガママだった私ですが、ワガママを通すためにはそれなりの労力が必要なことがわかりました。
    始めはワガママを言っても全然受け入れてもらえなかったので、何がいけないのかを考えてみたのです。
    すると、
    ワガママには事前/事後の努力&成果が必要不可欠だ! と言うことに気づきました。
    当たり前のように思われるかもしれませんが、実際に努力していることを周りに理解してもらう、ということ、どれだけ成果を発揮したかを周りに理解してもらうことって意外に難しいんです!!

    事前の努力について
    「事前の努力」と言うのは、「私は○○に興味を持って、是非その業務についてみたい!」という思いを持ったとします。
    ただ、趣味だったら全くの素人からスタートして全く問題ないのですが、業務なので、全くの素人に介入されては、その業務を担当している人は迷惑なのです。
    なので、「私は○○に興味を持っていて、確かに業務経験はありません。でも、○○に関係あると思われる△△というスキルは業務で身につけていて、かつ、□□というスキルについては自己学習中です」ということをアピールするのです。
    例えば、私が研修をやりたい!とワガママを言っていた頃は、
    「お客様にシステムの使い方の教える研修を担当して、研修の進め方には理解しているつもりだ。」
    と言うことをアピールしていました。
    また、開発経験を積みたいといっていた頃は
    「自分でJava(システムを作る際に使われる1言語)を通信教育でやっている。Javaについては独学でやっているものの、やはり実務で経験を積んでみたい!」
    とアピールしていました。
    大したことじゃなくてもいいと思うんです。
    ただ、やりたい!と言うからには努力していることや自分の持っている力をアピールすることも重要なのだと思うのです。

    事後の成果について
    仮に1つのワガママが通ったとしても、以降もワガママを通していくには、事後の成果物が必要不可欠になってきます。
    せっかくワガママが通っても、ワガママを通して関われた業務で「成長した」と周りに思われなければ、次回のワガママチャンスは減ってしまうでしょう。

    私の場合は、
    研修に関わる時に、研修をする上でとある資格を取得することを命じられました。
    で、無事その資格は取ったのですが、もう一歩上の資格も一緒に取りました。
    これは、誰に命令されたからではありません。
    やりたかった業務について、やる気があることをアピールしたかったのです。
    結果、このもう一方上の資格を取ったことでその後次にやりたかったことが出来るようになったのです。

    会社勤めをされている方は1日の大部分、1週間の大部分を職場ですごしています。
    少しでもその時間が充実しているということは、とても幸せなことだと思いませんか?

    ■オススメの本
    渋井真帆の夢をかなえる女(わたし)になれる本 渋井真帆の夢をかなえる女(わたし)になれる本

    著者:渋井真帆
    出版社:三笠書房
    本体価格:1,300円
    楽天ブックスで購入する楽天ブックスで購入する
    主張するにも、がりがり怖い印象を与えてしまうのではなく、ふんわり優しく主張してみましょう♪
    そんなやわキャリになるためのヒントがこの本にはいっぱいです。




    !へっぽこSEのお仕事ライフ!トップ

    【PR】
    仕事・ご近所・家族の悩み!スッキリ!あなたもカウンセラー


    当サイトの内容・情報につきましては私の判断に基づくものですので、ご利用の際は自己の責任においてご利用ください。
    いかなる損害・トラブル等が発生した場合でも当サイトでは賠償する責任は一切負いません。
    当サイトの内容・構成・デザイン・画像の無断転載、複製(コピー)は一切禁止です。
    Copy right (C) !へっぽこSEのお仕事ライフ! All Right Reserved.

    SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送